アパレルで働きたい人はまずこれを見るべき!元販売員が現場を語る。
「アパレルでバイトしてるよ。」と聞くとなんとなくオシャレなイメージがありますよね。
大学生のアルバイト先の中では上位に食い込んでくるのではないでしょうか。
タウンワークを見ていて、アパレル業界で働いてみたいなとお思いのそこのあなた。
学生時代に働いていた私が、働いてみた感想をお伝えしていきたいと思います。
1 労働条件は?
私が働いていたのは全国展開しているアパレルブランドです。
(ユニクロではありませんよ。)
平日18:00から22:00時までを週2日
土日祝9:30~22:00のうちの8時間を週1日
の週3日のシフト制で働いていました。
時給は平日850円で土日900円でした。
地方都市だったので時給はそれなりによかったのかなあと思います。
そして、時給が物語るとおり、平日はめちゃくちゃ暇でした。
なので、接客よりも検品や品出し・売場変更の仕事を黙々としていることのほうが多かったです。
反対に、土日はめちゃくちゃ忙しかったです。
まあ路面店ではなく商業施設内の店舗でしたので、集客率は高かったのかもしれませんが、とにかくお客さんの入れ替わりが激しくて目が回る…。
レジも1台しかないのに10人くらいお客さんが並んだり…。
とにかくひたすら接客をしていました。
アパレルでアルバイトをするときには、お店の服を自腹で購入して自らがマネキンとして働くお店が多いと思います。
社割で安く買えたりするので、事前に確認しておきましょう。
そうなると、買う服がほとんどバイト先のものになってしまい、プライベートで着る服もバイト先にものになりがちです。
自分がそのブランドを好きならそれで構わないと思いますが、違った悲惨ことになるのでバイト先がどのようなジャンルの服を売っているのか確認しておいたほうがいいでしょう。
2 やりがいは?
自分が接客をしている中で
「お似合いですよ!」
って言ったらお客さんから
「じゃあ買おうかな」
と言われたというケースのように
自分の接客が商品の購入につながったらめちゃくちゃ嬉しいです。
中には、私に接客をしてほしくてまた買いに来たという夫婦もいました。
そんなときは「この仕事しててよかったなあ」と思えました。
私のバイト先にはありませんでしたが、売り上げに貢献したらインセンティブをもらえるところもあるようです。
自分の仕事の成果が給料に反映されるとなればやる気もわいてきますよね!
あと、普段のファッションにも気を使うようになりました。
このシャツに似合うパンツはどれかなあと仕事上いつも考えていたので、それがプライベートでも癖になったようなかんじです。
職業病というやつですかね。
そのせいか分かりませんが、アパレルで働き始めてから周りの友人から「最近オシャレになったね。」と言われることも増えました。
やりがいとは少し離れるかもしれませんが、これもアパレルで働くメリットかなあと思います。
3 向いている人は?
接客をするという仕事の特性上、とにかく話が好きな人が向いています。
私は人見知りだったので知らない人と話すのが苦手でしたが、
人見知りを克服したいなあと思いから荒療治ですが始めてみることにしました。
その結果、最後まで人見知りを克服することはできませんでした(笑)
バイトを辞めるころにはなんとなく慣れてきた部分もありましたが、やはり人に話しかけるという部分がとても苦痛に感じました。
しかも、店長の目がキラリと光って私を見ているのも余計にプレッシャーでした。
(店長は私に期待していたのかもしれませんが。)
始めたころは徐々に得意になっていくだろうと思って頑張っていましたが、得意になる気配がないのでやめることにしました。
なので、初めから人と話すことが好きな人がやるバイトだと思います。
4 最後に
とにかく人と話したいという性格の人にはおススメのバイトです。
なお、お客さんとほとんど接客をせず、試着室の案内や在庫補充などがメインだというお店もあります。(ユニクロなど)
アパレルで働きたいけど、接客はあんまり…。という人はこういうお店もアリだと思います。
反対に、接客をしたい人がそういうお店に入ってしまうということもあり得ますので、
応募する前に自身の目でアルバイト先を下見しておいたほうがいいでしょう。
そうすれば、そのお店の店員さんとお客さんとの距離感も分かりますし、自分がどんな感じでアルバイトしているかも想像しやすくなります。
また、今は人と話すのは苦手だという人も私と違って得意になる可能性もありますから接客のあるお店にぜひチャレンジしてみることをオススメします。
アルバイトなんていつでも辞めて違うアルバイトをすることもできますから。
チャレンジ精神は大事ですよ。