これができれば一次合格は確実!公務員試験合格に必要なこと③
前回はスケジュール編としていつ・どのような勉強をすればよいかをご紹介しました。
今回は、勉強総論編として勉強する際にこれだけは守ってほしいということをお伝えしたいと思います。
1 徹底的に問題集を繰り返す
本屋さんに行くと所狭しとたくさんの公務員試験に関する参考書・問題集が販売されていると思います。
まずは、何か一つ手に取ってパラパラとみてみましょう。
始めはなにがいいのか全く分からないと思いますので、今後私がご紹介する参考書やネットで評価が高いものをめくってみることをオススメします。
それで、よさそうだなと思った参考書があればそれを購入しひたすら繰り返します。
これがいわゆる「問題集を回す」という行為です。
自分が決めた問題集を何回回せるかで合格が決まると言っても過言ではありません。
これができればもう筆記試験は合格したも同然です。
よくいるのが、参考書を買っただけで勉強した気になっているというパターン。
その気持ちよく分かります。
参考書ってもっただけでエラくなった気がするのは誰もが感じることです。
でもあなたは公務員試験の参考書評論家になりたいわけではないと思います。
この参考書がいい・あの参考書はだめだという人もよく見かけますが、そういう人はたいてい合格できません。
重要なのでもう一度言います。
これと決めた問題集を何回もひたすら繰り返してください。
2 複数の科目を同時並行で勉強する
同じ一日8時間勉強するとしても
一科目を8時間ぶっ続けで勉強するのではなく
複数の科目(例えば4科目を2時間づつ)を勉強するようにしましょう。
同じ科目をずっとやっていると飽きてきてモチベーションが低下します。
やる気がなくなり勉強が続かない原因にもなります。
それに3か月で3科目仕上げようとしたときに
1か月ごとに1教科仕上げるよりも1か月にそれぞれ3分の1ずつやったほうが記憶量が多いです。
1か月ごとに1教科仕上げたとしても3か月終わった時点で最初の1か月にやった科目はほとんど忘れています。
そんなことにならないよう複数科目を同時並行する形で進めていきましょう。
3 予備校へは行くな!
ー試験合格に予備校は必要かー
受験生を悩ませる永遠の課題だと思いますが、今から勉強を始める方にとっては重大な選択だと思います。
私個人の判断ですが、
予備校は不要です。金の無駄です。
私は大学3年生のときに某予備校に入学しました。
でも、結果的に予備校へ通ったのは最初の2か月ほどであとは独学で勉強をしていました。
1 講義の内容は独学で理解できる
講義に出席していて思ったのは、この程度なら本を読むだけで理解できるなということです。
予備校のメリットとして、参考書などのテキストを選ばなくていいというのが挙げられますが、それは反対に言えばその予備校のテキストに縛られるということです。
しかも、予備校のカリキュラムは試験直前に終了することもよくあります。
全体の総復習が苦手科目の復習が必要な試験直前期にそのための時間が取れないという状況に陥ることもあり得ます。
結局、不安を抱えたまま試験本番を迎えるといったことにもなりかねません。
受験生としてはそれはなんとしても避けたいところです。
また、予備校のテキストの中にはこれやったら市販のテキストのほうがよっぽどええやんという内容のものも多いです。
簡単に理解できる入門書も増えています。
それなら、市販のテキストを購入して勉強したほうが早いですよね。
2 費用が高い
さらに、予備校へ通うための費用は30~40万程度と言われています。
正直、高いです。
社会人ならともかく、学生が30万用意するのはかなりきついです。
親に出してもらえる人ならいいですが、少数派のような気がします。(私はアルバイトでなんとか用意しましたが。)
予備校なら自習室が使い放題だという意見もありますが、今の時代であればレンタル自習室のほうがよっぽど環境が良いです。
飲み物も常備されているレンタル自習室もありますからね。
しかも予備校代の3分の1ぐらいの値段で試験まで使えるでしょう。
以上が、私が予備校は不要だと考える理由です。
4 まとめ
・これと決めたテキストを何回も繰り返す
・一日に複数科目を勉強する
・予備校は不要
次回からは、科目ごとの使用テキストや勉強法をお伝えしていきます。