なんかヒリヒリする…。それ、帯状疱疹かも。
最近はめっきり寒くなりましたね。
乾燥が気になる季節がやってきます。
お肌がヒリヒリしてなんか痛いな…。乾燥してるのかな?
なんて思っている方は要注意です。
実は帯状疱疹という病気かもしれません。
最近皮膚科に行ってそう診断された私が症状の経過をお伝えしていこうかと思います。
1 初めは乾燥と勘違い
始めて痛くなったのは夜の10時ごろテレビを見ているときでした。
なんか右の太ももがヒリヒリする。
こたつに入っていましたので肌が乾燥しているのかなと思い、お風呂に入ったあとボディクリームを太ももに塗ってその日は寝ました。
たぶん起きたら治っているだろうと思っていたら、朝に起きると余計に痛くなっていました。
しかもパジャマに触れるだけでヒリヒリと痛いんです。
まるでやけどしてしまったかのようでした。
歩くと服がすれて痛くなり、歩くのがおっくうになってしまいました。
とりあえず、またボディクリーム・化粧水などを塗って経過を観察することにしましたが、一向に改善する気配がありません。
3,4日ほど経過して右太ももを見てみるとニキビのようなブツっとした赤いできものが2,3個できていました。
さらにその翌日、右太ももの別の場所に赤い斑点がいくつも出てきました。
さすがにこれはなにかひどい病気かもしれない…。ということで皮膚科を受診しました。
2 帯状疱疹ってどんな病気?
診察の結果、上記で書いたように「帯状疱疹」と診断されました。
帯状疱疹の症状を説明すると
・身体の左右のどちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点と小さな水膨れが帯状に現れる病気です。
私の症状にピッタリあてはまりますね。
帯状疱疹は身体の中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種である水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こるそうで、水疱瘡にかかったことのある人なら誰でも帯状疱疹になる可能性があり、幅広い年齢層の方が発症しているそうです。
そして、ストレスや過労などが引き金となってウイルスに対する免疫力が低下すると、潜んでいたウイルスが活動を始めるということなんだとか。
上半身(特に胸から背中)に発症することが多いそうですが、私のように下半身に発症することもあります。
ただし、通常は生涯に一度しか発症せず、再発することはまれだそうです。
よかった…。
薬代がめっちゃ高い!
そんなこんなで薬を処方してもらったのですが、
これがめちゃくちゃ高い!
処方された薬の種類は4種類で錠剤が3種類、軟膏が1種類です。
その中でもウイルスの増殖を抑える「アメナリーフ」という薬にジェネリック医薬品がないようでどうしても高くなるようです。
1週間分の処方で合計7,000円弱かかりました…。
ニートには痛い出費となりました(泣)
3 その後
薬を飲み始めてから1,2日は赤い斑点が増えていましたが、次第に落ち着いてきました。
飲み始めて5日目現在、始めの頃のヒリヒリ感はなくなりましたが、まだ少し痛みが残っています。
現在はなるべく激し運動は避け安静にするようにしています。
あと、患部が冷えると痛みがひどくなるそうなのでなるべく温めるようにしましょう。
私は温シップを買ってきて貼ったりしています。
さらに、服がすれると痛いので痛みが出ているところに包帯を巻くのもおススメです。
(包帯が巻けないところに発症したら無理ですが…。)
痛みはひどくなると後遺症として長く残り続けるそうなので思い当たるところがあれば重症化する前に早めに医療機関を受診することをオススメします。
単なる乾燥からくるヒリヒリ感と勘違いしがちですがそんなときは帯状疱疹を疑ってみてください。