シャイニングマンデーってなんだ??
なんとなくネットサーフィンをしていると見つけた「シャイニングマンデー」という言葉。
なんだこれ?と思い調べてみるとどうやら経済産業省(以下、経産省)が導入を検討している政策だそうです。
シャイニングマンデーってなんか必殺技っぽいネーミングですね(笑)
1 シャイニングマンデーとは
シャイニングマンデーとはざっくりいうと
「日曜日の夜遊んで月曜日の午前中休もうぜ!」
というキャンペーンです。
経産省は鳴り物入りで「プレミアムフライデー」を実施しましたが、「月末の金曜日は忙しい」といった理由から現在ではほとんど機能せず名ばかりになっているというのが現実です。
ニッセイ基礎研究所によると認知度は94.5%と高いものの実際に利用した人は3%にとどまったとのこと。
金曜日はただでさえ忙しいのに月末の金曜日なんか休んでる場合じゃないというのが現場の意見ですよね。
そこで、経産省が「曜日をずらす」ということで月曜日に目をつけたようです。
このシャイニングマンデーは経産省の公式見解ではないとのことで真実かどうかはわかりません。
しかし、導入されてもプレミアムフライデーの二の舞になる気がプンプンします。
2 利用率が上がらないのは曜日の問題ではない
単純に曜日をずらせば利用率があがるかというとそうではないと思います。
個人が負担する業務量が多すぎるから休めないのです。
休むとその分他の日の残業時間が増えてしまうというのが現実です。
業務内容を見直し、業務を効率化することによって初めて休むことが可能となるんだと思います。
つまり、働き方改革を進め長時間労働を是正する中で、働き方を「根本から見直す」ことが必要です。
そんなことは「霞が関」という日本一のブラック企業にお勤めに方ならば分かると思うんですがねえ。。。
3 まずは有給完全消化を目指す
金曜日や月曜日を特別な日にするよりもまず有給を完全消化できるような取り組みを行うほうが有益ではないでしょうか。
昔に比べて社会全体が有給を消化しようという動きが出てきましたが、まだまだ不十分です。
有給を取ろうとして上司から露骨に嫌な顔をされたと言う話もあります。
有給は働く人の権利であり、会社は原則有給取得を認めなければなりません。
そういう職場の雰囲気を改善するところを推奨していくような取り組みを考えてほしいですね。
4 水曜日を休みにしよう!
ここで、〇〇デーなんかではなく水曜日を休日にするキャンペーンを再び提起したいと思います。
asitaikimasu1993.hatenablog.com
5 まとめ
なんかプレミアムフライデーしかりシャイニングマンデーしかり視点がずれているような気がするんですよね。
ワークライフ・バランスを充実させるために本当に必要な政策は何なのか今一度考えて欲しいと思います。